痩せたい!10キロ【40代女性編】

40代女性というと太りがちな方と若いころのまますらっとしている方の差が大きくなってきますよね。

太る原因を改善して同年代のすらっとした人たちに置いてけぼりにされないようにしていきましょう!

40代は基礎代謝の低下が深刻!

運動の趣味でもない限り20代のころから比べるとめっきりと基礎代謝が下がってしまうのが40代。

家事や育児に加え仕事などで疲れて運動をしている暇なんてない、ストレスが溜まってダイエットなんてできないという方が多いでしょう。

まずは日常生活を改善して基礎代謝を上げることが40代の方のダイエットのポイントになってきます。

冷え性ではありませんか?

夏でも手足が冷たい、体温がいつも36度を切っているという方はまずここから改善していくとやせやすい体を作ることができます。

血の巡りを改善してあげることで手足の冷えから解放され、自然と痩せやすい体になることができます。

手足をお風呂でマッサージ

お風呂に入ることでも血行は改善されますので20分ほどはゆっくり浸かるようにしましょう。

さらに体が温まっているうちに足の裏や足首、ふくらはぎ、手のひらから指先にかけてをじっくりもみほぐすようにすると内側からも外側からも体がほぐれていきます。

足首や手首などをぐるぐると回すことでも効果があります。

足の裏は冷えに効くツボを押す、またはボールなどを使ってくるくると刺激するのがおすすめ。

薄着をしない

体を冷やさないように薄着をしないようにしましょう。

夏でもカーディガンなどを一枚持っておくと、室内で極端にエアコンが効いていても対処することができますね。

足を冷やさない

冷え性の方は足先が特に冷えがちですね。

夏でも冬でも靴下を欠かさないようにすると足先の冷えは軽減されますが、寝るときに靴下をはく場合には締め付けない口ゴムのゆったりしたものをはくようにしましょう。

冬は湯たんぽが大活躍

寝るときに電気毛布や電気あんかで温めて寝ている方も多いかと思いますが、電気製品は温度が一定に保たれてしまうために汗をかき余計に体を冷やしてしまいます。

その点湯たんぽは中に入っているのは「お湯」なので徐々に温度が下がっていき、汗をかくほど暑くなるということはほとんどありません。

湯たんぽを足元に入れておくと暑いくて足でよけてしまうという方は体が冷えているために暑く感じてしまう方ですので、お風呂や食べ物を利用して体の内側から温めるようにしましょう。

体の内側がある程度温まっていれば湯たんぽのぬくもりが心地よいので蹴ってしまうということは少なくなります。

職場で足先が冷えるという場合にも足もとに湯たんぽを置いたり、おなかに小さい湯たんぽを当てておくと冷えから解消されます。

足の筋肉を鍛える

足の筋肉が衰えていると、心臓から送られてきた血液を足まで送るためのポンプが衰えているということです。

心臓から離れているために血液を送りきるまでに血液が冷めてしまうことにより、足先の冷えが起こります。

足のこりをほぐして筋肉も程よく鍛えるようにすると、血液が元気よく足先に送られ、冷えの改善につながります。

足の筋肉を鍛えるためには歩く、または広範囲の筋肉を鍛えることができるスクワットがおすすめです。

コーヒーを飲みすぎない

コーヒーは色の濃い飲み物なので体を温めると思われがちですが、実は体を冷やしてしまう飲み物なので、ホットでもアイスでも飲みすぎは冷えを招きます。

便通改善

40代以降になると女性ホルモンであるプロゲステロンとエストロゲンのうち、エストロゲンの量が減ってきます。

プロゲステロンの割合が増えることで腸の働きが弱まり、便秘になりやすくなってしまう時期です。

いつもすっきりしない状態では基礎代謝が下がり、体の中に老廃物をため込んでいる状態を維持しているということになるため、痩せにくい状態です。

便秘が悪化してしまうと、摂った栄養素が上手に吸収されず、体がもっと栄養素が必要だと食べ物を求めてしまうため、便秘の解消はドカ食い防止にもなるんです。

毎日スッキリするだけでも血行の改善と食欲の抑制で3~5キロ痩せることができるので、便通を改善してみましょう。

食物繊維と乳酸菌をとる

食物繊維が便秘に効果的なのはもちろんなのですが、乳酸菌も継続的に摂取するようにしましょう。

乳酸菌は排便活動を促す善玉菌と同じ働きをしてくれます。

少し食べただけで効果が出るものではないので長期的に食べ続けるようにしましょう。

腹筋を鍛える

腹筋が衰えてくると便を押し出す力が弱まるということになってしまいます。

特にへその下あたりの筋肉を鍛えるようにすると便通改善に効果があります。

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このトレーニングは少ない回数で筋力を集中的につけ、さらに下腹をよく使うので便秘改善にも下腹ポッコリにもおすすめのトレーニングです。

豆乳は女性のダイエットの強い味方

女性ホルモンをサポート

女性ホルモンであるエストロゲンがだんだん減ってきて便秘になってしまうとご紹介しましたが、投入に含まれているイソフラボンはエストロゲンと同じような働きをしてくれるため、女性ホルモンが安定し、女性ホルモンのバランスが崩れることによる体調不良が改善されます。

ビタミンB群が豊富

ダイエットに取り組む上で強力なサポートをしてくれるビタミンB1、B2、B6が豆乳には含まれています。

美肌効果もありますが、野菜などからとると調理で流れてしまったり、水に溶けだしてしまったり摂取が難しい栄養素です。

豆乳は加工されているものを飲むだけなので手軽に取り入れることができますね。

便通改善

食物繊維や乳酸菌などとともに便通の改善に効果があるといわれているオリゴ糖も便通改善の効果があると注目されています。

オリゴ糖には善玉菌を増やし、整腸作用をもたらしてくれます。

豆乳の原料である大豆には天然のオリゴ糖が含まれているために便通改善の効果があるといわれています。

豆乳の注意点

豆乳を飲めば確実に痩せられるというわけではありません。

依存しすぎず、困ったときのサポート食品ぐらいに考えるようにしましょう。

いろいろな注意点がありますので、自分に合っているかどうか確かめつつ取り入れていくようにしましょう。

飲みすぎはカロリーオーバーに

毎食前に飲むというダイエット方法もありますが、劇的に痩せたいという場合にはカロリーがかさんで、効果が薄れてしまいます。

「豆乳飲んでいれば痩せるんでしょう?」と好きなだけ飲んでしまうと逆効果になりますので成分表示のカロリーなどを確かめてから目標の体重と照らし合わせて飲むようにしましょう。

合う人・合わない人がいる

豆乳を飲むことで逆に便秘になってしまう人・おなかを下してしまう人もいますので様子を見ながら慎重に飲むようにしてください。

冷え性が気になる人

ダイエット効果があるものの、豆乳は白い飲み物なので体を冷やしてしまう効果があります。

せっかく冷え取りの対策をしてもダイエットのために飲んでいるもので冷えてしまっては意味がないので、ほどほどに飲むようにしましょう。


これらの注意点を踏まえて、豆乳を毎日毎食前飲むよりも、小腹がすいてしまったときや生理の1週間前から当日まで、という飲み方が程よく効果を発揮してくれます。

40代のダイエット

冷え性や便秘の改善で5キロから8キロの減量を目標として、残りの2キロを少し食事を工夫する、運動を始めるなどしてみてください。

まず血行や体のコリを改善し、基礎代謝を上げるようにしてから食事を少しずつ改善していき、空いた時間に有酸素運動などを取り入れるようにするとつらい我慢などをしなくても痩せることができます。

「体が重いなあ」と思いながらだらだらウォーキングをするよりも、「ダイエット効果が出てきたから頑張るぞ!」とシャキシャキ歩いたほうがウォーキングの効果も上がりますので、まずはきびきび動ける体を作りましょう。

忙しくて有酸素運動をしに出かけられないという場合はラジオ体操をきびきびするだけでもダイエット効果がありますので試してみてください。