シロアリ駆除は予防がすごく大切

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私の実家は現在築約30年、木造住宅一戸建です。

シロアリに悩まされたのは今から約10年程前の事ですが、当時私も学生だったので、住んでいる家についてどこか壊れたら両親が負担して修理等はしているな~ぐらいの感覚で過ごしていたのですが、周辺のご近所さんはシロアリ予防の消毒などはマメにしていたようですが、私の両親はあまりそういうことに無頓着だったので、新築以来シロアリ予防の消毒などはしていなかったようです。

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シロアリが発生しても放置していた結果…

ある日、そろそろ夏も近づき湿気がベタベタするような頃、2階の私の部屋に黒い羽が付いた大きさ約5ミリほどのアリが出ました。

虫は嫌いですが、たった1匹だったので、あまり気にすることはなくティッシュで捕獲してくるんで捨てる程度のものだったのですが、だんだん日が経つにつれその黒い羽がついたアリが頻繁に部屋に出没するようになりました。

窓を開けて、網戸にしていると網戸にも数匹くっついているような時もあったので、母親に相談してバルサンをたくことにしました。

バルサンをたくと数日その黒い羽のついたアリの目撃はなくなり、ほっと一安心していたのですが、今度は何と白いオレンジっぽいアリが一匹出たのです。

もしやシロアリ?と思ったのですが、その一匹は羽がついていなくて違うのかな?と思ってティッシュにくるんで捨てましたが、その数日後、羽のついたシロアリが網戸にはりつくようになり、とうとうこれはおかしい!と思って両親に伝えたところ、なぜかかたくなに父親が絶対に違う!シロアリじゃない!というのです。

父親はすごく亭主関白で自分の言っていることが正解と思っている人だったので、父親の部屋にシロアリが出だしても認めようとせず、毎日毎日部屋の蛍光灯にどこからともなく飛んで寄ってきているシロアリをうちわで落としてはコロコロの粘着テープで捕獲するという日々が続き、ピークにはもうここは外の街灯かしら?と思うくらいの光景で今思い出しても鳥肌が出るくらいです。

それから間もなくトイレの壁に直径5センチほどの穴が開きました。

それを発見したのは頑固な父親で、その出来事でやっと父親もヤバイ状況になっていると実感したらしく、母親の仕事の関係で紹介してもらったシロアリ専門業者の方に来て見てもらうことになりました。

シロアリ業者も呆れるほど被害がひどかった

シロアリ業者の方に相談した時点でシロアリがいるというのが明らかで、あとはどの程度柱などが食われているのかだけの問題と言われ、急いで来てもらいましたが、トイレの壁を見て業者の方がなぜここまで放置してしまったのかと呆れていました。

処置としてはまず、庭に筒状のカゴのようなものを埋め込んでそこにシロアリが好むエサを入れておびき出すようなことをしていました。

私はてっきりシロアリがいる家の柱に直接消毒するものだとばかり思っていましたが、それでは死骸が家の中に残ってしまうのでそういうことはしないそうです。

その筒に入っているシロアリが好むエサには殺虫成分が入っているようでそれを食べたシロアリは死んでしまうので家の中に死骸が残らないのがメリットだと言っていました。

筒を仕掛けて数日で部屋の中に出没していたシロアリがいなくなりました。

毎日寝ている間も気になって眠れない時がたびたびあったので、あの時は本当にホッとしました。

シロアリが全て家から出てから消毒をしてもらって駆除完了でした。

シロアリは被害が出る前に予防をすることが大切

業者の方によると、暑くなる季節からの予防が大切だという事、羽のついた黒いアリが出没しだすと要注意、そのあと羽のついていないシロアリがいたら家の偵察に来ているという証拠なのでこれから気をつけてくださいとの事でした。

もう二度とあんな経験はしたくないので、それから数年に1度のペースで防シロアリ消毒をしています。

本当に予防は大切です!